子どもが部屋を片づけない。整理整頓ができない。

こんにちは

 

「強みで自立する子どもの育成と

女性のイキイキした人生をクリエイト」する

マザーズコーチジャパン代表理事の

佐々木のり子です。

本日は、思春期の子育てについて

「コーチングスキル」という視点で

某大手塾に執筆していた内容を

ご紹介していきますね。

 

今回は、

=======================

『子どもがなかなか部屋を片づけない

整理整頓ができない』

=======================

というお悩みについてです。

 

結論は、

【子どもにしてほしい行動モデルを

親自らが長期的に実践してみましょう】

です。

 

散らかっている子どもの部屋を見たとき、

親は「なんでこんなに汚いの?」と

イラッとする「感情」を抱き、「このまま片づけられないと

きっと社会人になって困るわ」という「思考」に至ります。

 

このように親の負の「感情」に対して、

「子どものためだから」という「思考」をつけてしまうと、

「こうしなさい」と決めつけた言い方で指示命令をし、

望むゴールとは逆のほうに向かってしまいます。

 

親が望む最終的なゴールとは、

子どもが自分で片づけられるようになること。

そのためには「反応する」のではなく、

「対応する」ことが重要です。

 

今回は、子どもに「してほしい行動」のモデルを、

親自らが行い、子どもに見せることで、

将来的に子ども自身で片づけられるようになる

「モデリングの技法」をお伝えします。

 

例えば、子ども部屋ではなく、

車庫など家族の共有スペースを一緒に片づけて、

「面倒だな」と子どもと同じ目線で気持ちを語りかけ、

「そうか、全部一度にやろうとせずに、

何回かに分けて少しずつやればいいんだ」と、

具体的にやり方を見せる、

 

あるいは「あなただったらどうする?」

と考えさせます。

 

上からではなく、対等な関係で接し、

子どもの頑張りを尊重する言い方や態度が重要です。

これらの技法を繰り返し行うことで、

子ども自身が片づける「技の引き出し」を増やし、

物事を選択して、行動するようにサポートができます。

 

即効性よりも、長期的な見通しを持って

気長に積み上げていきましょう。

「何も言っても口答えばかり、親子で口げんかが絶えない 」

こんにちは「強みで自立する子どもの育成と

女性のイキイキした人生をクリエイト」する

 

マザーズコーチジャパン代表理事の

佐々木のり子です。

本日も、子育てについて

「コーチングスキル」という視点で

お届けいたします。

 

本日は

「何も言っても口答えばかり、親子で口げんかが絶えない 」

というお悩みについての解決のヒントをお送りします。

 

結論としては

「譲れるところと譲れないところ」のラインを明確にしましょう。」

です。

 

親というものは、

子どもが家でダラダラしている姿を見ると、

どうも不安に駆られてしまう生き物のようで、

 

「このままでこの子大丈夫かしら?」と思ってしまい、

つい小言の一つも言いたくなってしまいます。

 

でもその感情のままに「勉強しなさい」と言ってしまうと、

ほとんどの場合は逆効果になってしまい、

子どものやる気を下げてしまいます。

 

親が望んでいる本当のゴールは

『子どもが主体的に勉強に取り組むこと』なのです。

 

では、子どもが主体的に勉強するために

親はどのように関わったらよいのでしょうか?

 

まず1つ目に、

「子どもに本を読んでほしかったら

親が楽しそうに本を読めばいい」

という話があります。

 

親が自分の得意なこと(例えば歴史など)を熱く、

楽しく一緒に語ったり学んでいる姿を見せ、

学ぶことは楽しい、面白いんだと思わせる環境を

作ることが結果的に親が望むゴールへ子どもを導きます。

 

2つ目として、例えば「1週間九九暗記大作戦」

等のイベントを作ってみる。 期間を設定し、

親も子どもと一緒に競いながら、

集中してやり遂げる成功体験を子どもに経験させます。

 

その結果、子どもに「この1週間これだけ頑張ったんだから、

また元のダラダラとした生活に戻るのは惜しい」

と思わせられたらしめたものです。

 

子ども自身がものごとを選び取り組むことを

習慣化していけると、親も不要なストレスを抱えずに

済むようになるのです。

 

子どもは表面的におだてられたりほめられても、

その奥の「親は結局、勉強しろと言いたいんだな」

ということを鋭く察知し、余計にやる気がなくなってしまいます。

 

子どもが自発的にやっている時に

大いに称賛するのは効果的ですが、

 

やろうとする芽(興味や関心)を

親が自分の感情の言葉で

ぶつけてしまい芽を摘まないように

することが何より大切なことなのです。