春のこない冬はない

 

こんにちは。

いかがお過ごしですか?

 

先日、次男から下記の写真が送られてきました。

異国の地での寒さきびしい冬を過ごしている様子がうかがえました。

 

これは、自分の子育ての経験上でも感じていることですが、

 

子育ては、

例えば、子どもが大学を卒業したから、

成人式を迎えたから

仕事に就いたから

一段落

 

 

ではなくて、

 

25,6歳頃までは、親の心のケアも

まだ必要だと思っています。

 

なぜなら、

社会人になるといろいろと理不尽な

こともとても多いのが現実だからです。

 

特に20代の頃は、辛酸をなめ

これまで経験したことのないようなどん底

を味わうこともあります。

 

それまで家庭で温かく守られてきた

子どもたちですが(例外を除いて)

 

成人したら、自分ひとりの力で

生きていかなければなりません。

 

子育てのゴールは「自立」ですが、

親の一番の願いは、

「困難を自分で乗り越える力」

を持ってもらうことです。

 

「明けない夜はない」

 

「春の来ない冬はない」

 

という私の大好きな言葉があります。

 

困難を自分の力で乗り越えた後には

素晴らしい未来が待っています。

 

 

 

そして、乗り越える力をつけるためにも

コミュニケーションスキルを始め、いろいろな

スキルは効果的に学習していくほうがいいです。

 

 

これからの時代にますます必要になってくるのは、

大人も子どもも

「戦略的学習力」だと私は思っています。

 

 

戦略的学習力とは、

新しいことを学んだり、教えたりする時に

状況に適したトレーニングや指導方法と手順を選択して使用出来るよう

戦略的に学ぶことです。

 

 

全ての人がかけがえのない才能を持っています。

真冬にきれいな梅の花が毎年咲くように

 

きれいな花を咲かせていきましょう。

 

 

3,4歳児の叱り方

こんにちは。

NPO法人マザーズコーチ・ジャパン

代表理事の佐々木のり子です。

 

 

あなたは「本人の人格を否定しないで

叱る方法」を知っていますか?

 

◎皆様からの質問

「4歳児の男児の母です。やんちゃで

いろいろなことをやらかします。

私もつい感情的に怒ってしまったり

いったいどう叱ったらよいのでしょうか?」

 

◆回答

3,4歳頃になると時間、空間、自他の区別も

できてくるようになりますが、まだまだしていいことと

してはいけないことがよくわからないので

しつけの時期でもあります。

子どもの自発性を引出し、子どもの考える力を

育むことは大切ですが、=「叱らない」ということではありません。

 

では、どんなふうに叱ったらよいのでしょうか?

 

「人と言動や考え方を切り離す」ことです。

 

数十年前、学校で生徒がナイフを持って暴れる

という事件が続いたことがありました。

 

その時に優秀なカウンセラーが行ったことは

子ども自体を非難したり責めたりせず

人と言動や考え方を切り離しました。

 

「今、君の中に『キレ男君』と『まさ男君』がいて

キレ男君が暴れているだけなんだ

キレ男君の気持ちを聞かせてくれるかな?」

 

人格を否定せず、言動や考え方が違うことを

客観的に見せる。

 

例えば、4歳児の男の子がママを繰り返し蹴ってきたとします。

まずは、その行動の奥になる気持ち(さみしい、甘えたい、

つまらないなどの感情語)を言葉にして伝え、

「甘えたいのね」と言いながらハグなどして受け止める

 

そのあとに「ママは蹴られるの嫌だな。〇〇ちゃんのことは大好きだけど

蹴ってくる『足太郎』にはしないでねって言っておいてね」

 

と〇〇ちゃんを受け入れ、行動は間違っていることを

教えていく。

 

5回のうち1回でもこんな対応ができたら

まずは大成功です。楽しみにながら

やってみてくださいね。