マザーズコーチ養成マスター講座講師、宮田純子です。
ある寒い日。
豚汁を作ろうと冷蔵庫を開けたら、あると思っていた豚コマがない!
長男(当時小6)にお使いを頼もうとしたら、
夫が「今からコンビニ行くから、オレが行こうか?」と言う。
おー助かる!!とお願いしたら…
「豚バラ軟骨薄切り(燻製)」を買ってきた( ゚Д゚)
おつまみじゃん!!!
「豚コマはなかったから、これを買ってきた。豚バラだからちょっと濃いけど豚汁できるでしょ?」
できません……。なぜならこれは燻製だから…( ;∀;)
しょうがないので、
豚汁→具だくさん味噌汁
に変更して、豚バラ軟骨はおかずとして食べました(^^;(おいしかった 笑)
夫に買い物を頼んではいけない!というセオリーがすっかり私の頭から抜けていた。
野菜を切ってる途中だったんで、脳の余白が足りなかったんでしょうね(^^;
最近、この「余白」と、「8割でいこう」を自分の中でけっこう意識していて。
夫に買い物を頼んだ時点では、調理の真っ最中で余白がなかった。
けれど、夫が買い物から帰ってきたときにはだいたいの下準備が終わってて、かなり「余白」がありました。
これを意識し始めたのは、ある人がこんなことを言ったから。
「手っとり早く負荷かけて大量出力をすれば、一定の成果は得られる。
ただそれと引き換えに、本来持っているはずの知恵やセンサーや能力、気づきや器用さがつぶされていく」。
・なんでこんなおつまみ買ってくるん?!
・これで豚汁作れるわけないじゃん!
・信じられん!絶対豚コマあるからもっかい行ってきて!
……私がもしこんな発言をしたならば、もしかしたら夫はもう一回買い直しにいったかもしれないけれど、
(一定の成果)
ものすごい険悪な雰囲気になって罵り合いとかになって、
(本来のありかたがつぶされる)
おいしくごはん食べるどころじゃなかったですよね、確実に(笑)。
けれど、「余白」があったから。
「ありがとう」「これはおかずにするね」が言えた。
「この時間になったら次の用事をしよう」
「これは時間かかりそうだから、余裕をもってスケジュール組もう」
そんなちょっとした意識が!
コロナ前の日常が戻りつつあるこの新年度のバタバタを、
うまく乗り切るコツかもしれませんよー\(^o^)/
余白をもってものごとにあたるのに、
まずは日々感じていることを言葉にして整理してみませんか?
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宮田澄子
マザーズコーチ養成マスター講座講師
塾・予備校講師として12年間高校国語を担当した経験を活かし、お子さん(小4~高3)への国語講座、校正・ライティングの仕事、企業や大学での研修講師なども行っている。