こんにちは。
強み文化を教育に!
佐々木のり子です。
本日は、
夫婦の教育方針が合わないとどうなる?
というお話です。
このテーマで
ご相談を受けることは
よくあります。
子どもが赤ちゃんの頃から、
家庭ではだんだんと教育方針
が必要になってきます。
なぜなら、教育方針は、
生活のあらゆる場面に関わってくるからです。
たとえば、赤ちゃんが何でも口に入れる時期に、
父親は「興味のあるものは触らせたい」と思うかもしれません。
でも一方で、母親は「危険なものもあるので、
親が選んで与えたい」と考えるかもしれません。
このように、教育方針に違いが出てくることがあります。
夫婦の教育方針が違うと、
子どもが戸惑うことがあります。
パパは「いい」と言うのに、ママは「ダメ」と言うと、
子どもはどっちを信じていいのか分からなくなります。
子どもはとても敏感で、
家庭の雰囲気を感じ取ります。
教育方針の違いがそのままだと、
子どもは親ごとに態度を変えなければならなくなり、
「パパの前ではやっていいけど、ママの前ではやめておこう」
といった不必要な気遣いをするようになります。
また、
夫婦の教育方針の違いが原因で、
最悪の場合は離婚にまで発展することもあります。
子どもは夫婦にとって大切な存在です。
だからこそ、自分のやり方で育てたい、
自分の考えが正しいと思い込んでしまうことがあります。
自分の教育方針を押し通そうとすると、
喧嘩が増え、「なぜ分かってくれないのか」と
相手に腹を立てることもあるでしょう。
このように、お互いに譲らずにいると、
子どもを悲しませる結果になりかねません。
では、
夫婦の教育方針が違ったとき、
どうすればいいのでしょうか?
夫婦の教育方針は、
最初から同じである必要はありません。
大事なのは、
お互いの価値観の違いを認め合い、
新しい家庭の教育方針を一緒に作り上げることです。
夫婦が違った環境で育ったのだから、
教育方針が違うのは当然です。
その違いを話し合いで乗り越え、
子どものために最善と思う方針を
作っていくことが大切です。
お互いに歩み寄り、相手の考えを理解しながら、
二人で良い教育方針を見つけていきましょう。
そのためには、
まずはそれぞれの土台を強くし、
お互いを尊重し合い、
効果的なコミュニケーションの技術も
必要になります。
マザーズコーチやペアレンツコーチでは、
効果的なコミュニケーションの技術
を講座でお伝えしていたり、
土台を整え強化するプログラムを
行っています。