突然ですが質問です。
もし、幼いわが子が道で転んでしまった時、
お母さんであるあなたは、まずどんな言葉をかけますか?
「痛かったね」
「だいじょうぶ?」
「かわいそう」
無意識に子どもの不安をあおってしまい
子どもはさらに大泣きしてしまった。
というお話もよく聞きます。
それぞれのご家庭によって
言い方はさまざまですが、
ケガなく、たいしたことがないようなら
ユーモアで気も紛らわせる方法もあるかもしれませんね。
本日は「カーリングペアレント」についてのお話です。
「カーリングペアレント」
と聞いてどんなイメージがあるでしょうか?
イメージされた方も多かったかもしれませんが、
氷上のスポーツ・カーリングから来ています。
氷の上の”ストーン”ができるだけスムーズに
進むように、ブラシで道をならしていきますが、
「子ども」が進む道を親が先回りしてならしてしまいます。
そのまま進んだら立ち往生するであろう困難や失敗、
イヤな思いをさせないように、親が先回りして、
スムーズで通りやすい道を整えておくというのが名前の由来です。
ヘリコプターペアレントと同義となります。
子育てのゴールは、「子どもの自立」です。
自分で考え、自分で判断し、自分で行動していける
人材に育てることです。
子どもが困難に出合わないようにではなく、
困難にぶつかった時にどう乗り越えるのか、
乗り越える力を備えさせるために今
目の前の行動は、そこに繋がっている行動なのか。
自立というゴールから、逆算すると自分の取る行動が見えてきます。