「いい子に育てると犯罪者になります」
過激な言葉ですが、
岡本茂樹臨床教育学博士の本のタイトルです。
健全な子育ては、「いい子」を強いるのでは
なく「ありのままを認める」ことから始まります。
意外なことに、刑務所への出入りを繰り返す
累犯受刑者には「いい子」だった者が多い
という事実をこの本では紐解かれています。
それは、親子関係で素直に自分の気持ちを
出せなくなってしまった子が
親の期待する役割を演じることに耐えられなくなった時、
積もり積もった否定的感情が「犯罪」という形で爆発するのだ。
と書いておられます。
子どものありのままを認め、
自己肯定感を高めるために
親が「存在承認」の技術マインドを
知っておくことはとても大切なことです。